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真夏に行われる税理士試験。試験中の水分補給を認めるよう要望を出しました

連日、暑い日が続きます。真夏に行われる税理士試験では、昔と違って冷房が入っているとはいえ、熱中症の危険がないとも言えません。行き帰りの暑さと会場の冷房との寒暖差で、温度調整には悩まされるものです。

目次

真夏に行われる税理士試験。さすがに冷房はあるけど、試験中の水分補給はしてもいい? - Togetter

ツイッターで試験中の水分補給について流したら、何名かの方がいろいろ教えてくださったので、Togetterでまとめました。


前半は、試験会場に冷房がなかった頃の税理士試験について。つい20年ほど前までは凄まじいものだったようです。
後半は、試験中に水分補給をしていいのかどうか。

国税庁サイトから投書

試験官によって対応にばらつきがあるということがわかったので、全面的に認めるよう、国税庁に要望を送っておきました。

時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、貴庁が実施する税理士試験について意見・要望があり、投書します。
今夏、特に厳しい暑さにより痛ましい事故の発生が聞かれるのは報道の通りです。
税理士試験においても、暑さの厳しい時期に実施されることから、事故防止には万全の体制を尽くして頂きたく存じます。

現在、試験中の水分補給について、これが認められる行為であるか、受験案内には明文で示されていません。
当方で過去の試験の状況について受験者に調査しましたところ、試験官の許可を求めて水分補給を行うよう、試験前に案内があった会場もあれば、これが認められなかった会場もあったとの報告があります。
このような試験官の対応の不統一によって、受験者間に不公平が生じることはもとより、仮に不正行為として咎められた場合には受験者の試験結果に重大な影響を及ぼす可能性があります。

各科目2時間の試験時間とその前後の答案回収等の時間を考えると、この時間中の水分補給を認めることは熱中症等の事故防止に有効であると考えます。
また、汗を拭う、くしゃみを抑える等の必要性からハンカチの使用も認めて頂けるよう、要望致します。

これらについて、試験官実施事項の項目に加え、試験官・補佐官の対応の統一を徹底するとともに、試験前の注意事項で受験者に事前に周知してください。

なお、参考として公認会計士試験では、ペットボトル入り飲料を試験中机上に置いて飲むことを認める旨、注意事項に明記されていることから、税理士試験でも同様の対応が取られることが望ましいと考えます。

以上、よろしくお願い申し上げます。


試験当日は羽織るものを持っていくなど、各自対策をとって臨みましょう。それでは。