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税理士試験開示請求 現在の状況

本日新たに4件、国税庁に開示請求をしました。これで私が税理士試験に関して行った開示請求は計14件になりました。ここでこれまでの状況を整理しておきます。




目次

税理士試験開示請求 現在の状況

開示請求 現在の状況

開示請求 現在の状況


本日開示請求したのは以下の4件です。

No.11 「平成29年 官人6-41 平成29年度(第67回)税理士試験の実施について(指示)」
No.12 「平成29年7月26日決裁 平成29年度(第67回)税理士試験問題の誤りについて(指示)」
Np.13 「平成29年度税理士試験の採点基準、模範解答」
No.14 「平成29年度税理士試験の試験委員に問題作成・採点の方法を指示した文書」


No.11と12は、先の開示請求No.6で存在が判明している国税庁から各国税局へ宛てた試験運営についての指示文書。13は、平成15年答申で「模範解答は存在しない」と出ているものですが、15年経っていますので再確認のために。14は、国税庁から試験委員にどのような指示で業務が委託されているのか、を明らかにしようとするものです。これらの開示/不開示の決定が出るまでに1ヶ月ほどかかると思われます。

No.7 「税理士試験システムの端末操作要領」
No.8 「平成29年度税理士試験科目別・得点区分別・分析表」

この2つは、来週にも開示文書が送られてくるはずです。No.7は、以下の記事でデータを開示した成績管理システムの操作マニュアル。124ページの資料のほとんど全てが開示されることになりそうです。


No.8は、これまで公開されていなかった統計資料です。試験結果について、何点に何人の受験者が分布していたか、が開示されます。本当に60点を合格点の境にしているとすれば、どのような分布になるのか、予備校の予想とも比較できるようになると思います。ただ、1点刻みで開示するように請求したのですが、「得点区分」となっているのでランクごとにしか出ないかもしれません。





審査請求については、No.3-2で点数を開示できないのは何故か、No.4で採点前答案を開示できないのは何故か、という点で争っています。



訴訟については、これら一連の開示請求・審査請求の結論が出てからになると思います。開示請求でこれまで判明していなかったことが明らかになり、国税庁を追及する材料にもなると期待していますが、上の表を見てもわかるように進展にはまだ何ヶ月も時間がかかると思います。





先日届いた郵便は、国税庁の指示通り返信用の切手を送っていたのに料金不足でした。黙って払っておきました。