Markの資格Hack (税理士試験)

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『会計人コース』高橋創先生のコラムで税理士試験の情報開示について紹介されました

批判を受けながらも地道にやってきた甲斐がありまして、最近あちこちの税理士の方からも情報や応援を寄せて頂くようになりました。本当にありがとうございます。

受験雑誌『会計人コース』で連載されている高橋創先生から連絡を頂き、私の税理士試験に関する問題提起に興味を持って頂き、紙面で取り上げて頂けることになりました。高橋先生は、新宿ゴールデン街でバーのオーナーもやっておられるユニークな税理士です。

 


「情報はオープンであってほしいものです」

コラムは、『会計人コース』8月号 p.65に掲載された「税法に強くなる!はじめの一歩」です。税務の分野でも情報開示制度が整ってきたこと、先人の尽力により税務訴訟等データベースTAINSが構築されたこと、税務署と争いになった際の審査請求制度について紹介しており、末尾で「税理士試験の場合、模範解答や配点、自分の点数などはわからないまま合否だけが伝えられてしまいますからね。この点に関して問題提起されている方もおりますので、気になる方はぜひインターネットでのぞいてみてください。」と触れてくださっています。
税務訴訟や税法の研究は、私も個人的に興味のある分野ですので、早く試験を終えて勉強したいと思っています。


誌面で扱えるギリギリのラインかな

高橋先生は「あまり踏み込めずすみません」と仰ってくださったのですが、これが、コラムとして、出版社として、扱えるギリギリのラインだったようです。中央経済社は、会計学や税法の分野で著名な出版社ですが、国税庁から情報をもらう立場でもあるので、そこと敵対するおそれのある内容を扱うのには自粛が働くのだろうと想像します。こんなことを勝手に書くと怒られるかもしれませんが、あくまで私の「想像」であり、出版社のスタンスについては「何ら確認の取れていない情報です。」(笑)。

高橋先生と少しだけお話させて頂きましたが、この国の徴税権力への有象無象の恐れというのは、計り知れないものがありますね。具体的に圧力をかけられたわけじゃなくても、何か不利益を被るかもしれないという恐れ。共謀罪なんかなくても萎縮効果は抜群です。しかし、そんなこと言ったら、一受験生の立場で国税庁に喧嘩売ってる私は、もう取り返しがつかないですよね(笑)。このあたりの話は、鬱憤とともに書ききれないほどあるのでまた記事を改めます。

私は何も国税庁と喧嘩したいわけじゃなくて、他の国家試験では当たり前にやっている解答や成績を開示してください、って要望しているだけなんですけどね。さあ、大口を叩けば叩くほど周りの目が厳しくなってきているので、今年は絶対合格しないといけません。やっていきましょう。


『会計人コース』8月号は発売中です

コラムの掲載された『会計人コース』8月号は発売中です。このために一冊買われる方は私以外にいらっしゃらないと思いますが、税理士試験の直前予想や、国税徴収法4ヶ月で合格という連載も載っています。賢明な受験生諸氏は、一通りテキストを終えている時期だと思いますので、余裕のある方はプラスアルファに手を出してもいいかもしれません。