これがまさに「のり弁」開示!平成28年度税理士試験・相続税法の採点済み答案用紙だ
国税庁から開示された答案用紙が届きましたので、全ページそのまま公開します。
これからお見せするように、今回の「採点済み答案用紙」は真っ黒に墨塗りされた「のり弁」開示となっています。上記のページでも報告した通り、国税庁は採点部分を開示できない理由をいろいろと書いておりましたので、新たにその部分を除いた「採点前答案用紙」の開示請求を行っています。約30日後にはここで公開できると思いますので引き続きチェックしてください。
同じく相続税法や他の科目の開示をされた方からの情報もここで紹介しようと思いますのでご連絡ください。開示請求をしてから送られてくるまでには30日と2週間ほどかかりますので、しようと思っている方は早めの行動をお願いします。
開示された「平成28年度税理士試験・相続税法 採点済み答案用紙」
封筒と中身
▲国税庁からの封筒には特に説明書きもなく、開示された書類の謄本のみが入れられていました。なお、答案用紙の原本はA3大のサイズですが、B4に縮小コピーされていました。答案用紙はB4サイズです。
▲一番上と下に白紙がつけてあり、クリップのところには付箋がかましてあるという丁寧な仕事ぶりです。
1~6枚目 第一問(理論)答案用紙
7~19枚目 第二問(計算)答案用紙
今年の問題は、計算が13枚と多い枚数になっていました。問題の内容について解説する記事も後日書きます。
19枚目拡大
▲右側解答枠部分をはみ出して墨塗りされていることから、この部分に採点上のメモがされていると推測されます。