Markの資格Hack (税理士試験)

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税理士試験不適切問題集

税理士試験不適切問題集 平成30年度(第68回) 所得税法

税理士試験不適切問題集の所得税法編です。 目次 平成30年度(第68回) 所得税法 試験問題 全体の特徴・総評 第二問(計算) 問1 退職所得の源泉徴収税額 問2 C土地(譲渡所得) 問2 給与所得の源泉徴収税額(年末調整済) 参考 問題の不備に関する議論 予備校…

税理士試験不適切問題集 平成30年度(第68回) 相続税法

税理士試験不適切問題集、相続税法編を公表します。今年私が受験した相続税法と所得税法でたまたま不適切問題が出題されました。この程度の不備は税理士試験では騒ぎにもならないのですが、本来、誤りであれば訂正や採点上の措置が発表されなければいけない…

税理士試験不適切問題集 平成30年度(第68回) 簿記論

「税理士試験適正化」に賛同頂いている簿記講師の方のご協力で簿記論の不適切問題集を公開することができました。ありがとうございます。 不適切問題として、5つの論点を挙げました。 うち、3つの論点(本支店会計、新株予約権付社債、投資有価証券)は、…

大原は国税徴収法の「滞納処分」の定義を見直しテキストを訂正すべきだ

前回の更新では、税理士試験「出題のポイント」の公開について予告しましたが、今回は、実際に公開された「出題のポイント」を見て、わかることを論評していきたいと思います。「出題のポイントって何?」という人は前の記事からご覧ください。 平成29年度(…

国税徴収法 試験問題の疑義についての申入書

今年の試験に関して、国税庁に送付する予定の書面の一つを公開します。 平成29年8月25日 国税審議会 税理士分科会 御中 第67回税理士試験 国税徴収法 試験問題の疑義についての申入書 第67回税理士試験国税徴収法の試験問題について、問題が不明瞭で、出題者…

【相続税法】課税価格の集計〜算出税額の集計表を埋めるべきか問題

去年までは私も相続受験生でしたが、試験後に脱力してしまい、実務以外で触れることもなくなり、まもなく一年が経とうとしております。twitterで情報取集をしておりましたら、相続の試験のことを思い出させるtweetがありました。私に一年前の感情をありあり…

税理士試験不適切問題集 平成28年度(第66回) 法人税法

去年の試験から大変時間が開いてしまいましたが、法人税法の「税理士試験不適切問題集」をアップします。改めて見てみても酷いですね。杜撰な問題作成にふつふつと怒りの感情すら沸き起こってきます。受験生の皆様は今年の試験の勉強で忙しく、去年のことは…

『週刊 税務通信』が取り上げた平成26年度税理士試験法人税法の不適切問題

どの会計事務所にも必ず置いてある、と言われるほど業界で信頼を置かれている専門紙『税務通信』ですが、平成26年の税理士試験、法人税法の問題について批判する記事が掲載されていたとの情報を得て、調べました。 この記事は、KAZさんの協力で、Markが執筆…

税理士試験不適切問題集 平成28年度(第66回) 消費税法

この記事は、KAZさんの投稿を基に、Markが編集しました。 平成28年度(第66回) 消費税法 試験問題 全体の特徴・総評 第一問(理論) 第二問(計算) 1.土地収用法等の規定に基づく補償金 <問題指示> ③本社ビル敷地の一部に係る土地収用法等の規定に基づく…

『会計人コース』 10 月号でも税理士試験問題の不適切性が明らかに

目次 「第66回税理士試験徹底分析」 法人税法 出題の分析 消費税法 Ⅰ 全体の特徴 Ⅱ 理論問題 Ⅲ 計算問題 Ⅳ 次年度の本試験に向けて 中央経済社『会計人コース』2016年10月号(9月3日発売)に特集「第66回税理士試験徹底分析」が掲載されました。今年の税理士…

税理士試験不適切問題集 ガイドライン

不適切問題とは(不適切カテゴリ) この「税理士試験適正化要望」キャンペーンの中で「不適切問題」と呼ぶのは、次のような問題です。 資料不足で解答が不可能な問題(資料不足) 矛盾した資料があり解答が一意に定まらない問題(矛盾資料あり) 矛盾した資…