税理士試験・過去問題のPDFダウンロードサービス
税理士試験過去問題のPDFダウンロードサービス(配布)を始めます。まずは平成28年度(第66回)の法人税法、消費税法です。反響を見て他の科目に拡大します。
目次
税理士試験過去問題ダウンロード
説明
この試験問題は、私、Markが、国税庁へ開示請求を行い入手した実物・無修正の税理士試験問題です。
このダウンロードサービスは、過去問題の公開にどれくらいの需要があるかを調査するための「実証実験」です。
⬛︎ 過去問題を公開する目的
●国民共有の財産として公開されるべきものであること
国家試験の過去問題は、国民共有の財産として、本来試験実施機関が無料で公開を行うべきものです。司法試験でも公認会計士試験でもインターネット上で公開されています。税理士試験では過去問題は公開されていないため、私が代わりに公開することにしました。これを契機として、将来的に国税庁から全て公開されるようになることを望みます。
●試験問題は批評の対象となるべきものであること
税理士試験は税理士としての能力があるかを国が判定し、その合格者に資格を与える試験です。公正な試験を行うために、試験問題が適切であったかは、批評の対象となるべきです。現状、それがあまり活発に行われているとは言えません。その一因として、(受験者には試験問題の持ち帰りが認められていますが、)当該回を受験していない他の受験生や税理士、専門家にとっても、肝心の試験問題にアクセスすることが難しい状況にあることがあります。有識者から適切な批判がされないため、試験問題の作成が等閑にされてきた面があると言えるでしょう。
●情報の非開示は隠蔽を生む原因となること
平成28年度の法人税法、消費税法の試験問題には、予備校が解答不能と評する不備が大量に含まれていましたが、国税庁はその指摘を一切認めず、私が文書で問い合わせても返答はありませんでした。問題を検証するための情報を非開示にすることで、問題そのものをなかったことにできてしまいます。試験問題の公開はこの状況を打破するための第一歩であり、さらに私は受験者の得点、模範解答、採点基準の公開を求めています。
●予備校の頒布する問題は編集がされたものであること
予備校が教材として頒布している過去問題集は、実際の問題と全く同じではなく、編集がされています。それは、受験対策として年数や法律改正で適用関係が変わった部分が改められているのみに留まらず、問題の致命的な欠陥や資料不足等は補われたものとなっています。実際の試験問題の雰囲気や、解答欄に記入して受ける印象は、実物でしか味わえません。
⬛︎ 注意事項
・受験対策や研究、批評の対象として、個人使用の範囲でご自由にご利用ください。
・ネット上に転載することはお止めください。
・解答はありません。予備校の模範解答をご利用ください。
・紙面の汚れは仕様です。ご了承ください。
・このダウンロードサービスは有料です。金額は、販売の対価ではなく、税理士試験適正化要望活動への活動資金の寄付とお考えください。
・決済はPayPalのサービスを利用してクレジットカードで行います。
・PayPal以外の支払い手段をご希望の方はメールでご相談ください。
・この試験問題は、こちらで一部をjpegで無料公開しています。納得の上お支払いください。