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大阪会場で法人税を受験された方へ

大阪会場(大阪産業大学)で法人税法を受験申し込みされた1,389名の方の中で、9号館、2階の教室で受験された方へ。
本来であれば、試験開始前に受験地、受験番号を答案用紙に記入する時間があるべきところ、この会場では試験監督の不手際により、その時間がなかったことを確認しています。当該教室で受験された方は、この記事をご覧になり、メール、コメント、ツイッターでご連絡ください。

目次

第67回税理士試験 大阪産業大学会場 法人税法における試験監督の不手際について

この事案は、今年の試験で報告されているトラブルの中でも、最も重大で看過できない運営の不手際であると私は考えています。法人税の勉強を一年やってきて、全てを出さなければいけない2時間でこのような事案に直面したことを想像すると、1分1秒の重みは非常に重大で、怒り、悲しみはとても収めることができません。率直に言って、もっと騒ぎになっていていい事案だと思います。


私の下に連絡を頂けたある方が仰るには「試験官がこんなミスをするわけはないと思い、受験番号は試験開始後に記入する方法に変更されたと思った」のだそうです。もっともだと思います。試験官が手順を間違えるというのは、普通であればありえないことです。一年に一回の緊張した場面で、試験官が間違っていることを疑って、手を挙げて確認するのはそうそうできることではありません。



今となってはできることは、国税庁に対し、事案の経緯調査、再発防止策の発表、当該教室での受験者に対する採点上の配慮を求めることが考えられると思います。ところが、これは確認が取れている情報ではありませんが、この件が大阪会場で起きたことが、国税庁本部に対し報告すらされていない可能性もあります。現場レベルで揉み消されてしまえば、それっきりと言うことです。私がこれまで調べてきたところによれば、斯様に税理士試験の運営は杜撰です。不手際があったことを認めさせ、反省して、対策をしてもらわなければ、また同じようなことが起きます。



ですので、前の記事で書いたように、私からは国税審議会に申入書を送付する準備をしています。申入書を出すにあたって、私の方でもできるだけ詳しい状況を把握する必要がありますので、当該会場で受験した方は私に連絡をください。よろしくお願いします。

また、ある方が受験予備校の講師に報告したところ、この事案があったことは把握していたそうです。しかし、「学校として何か対応できることはない」との返事だったそうです。この件でも予備校は全く頼りになりません。受験者一人一人が動くことが肝心です。苦情一つではおそらく無視されて終わりです。同じ意見でもより多く、繰り返し伝えることで効果があります。

当該会場で試験を受験された方へ

国税側では受験生の思いなど知らず、大したことではないと考えているかもしれません。重要性を理解してもらうために、電話による苦情を1件でも多く入れることも有効な手段だと思います。今回の事案で、心配や遠慮する必要は全くありません。国税側に不手際があったことは明らかであり、正当な抗議ですから、事実を冷静に伝え、二度と繰り返してほしくないことを伝えれば十分です。当たり前のことをちゃんと伝えるのはとても重要なことです。

問合せ先

税理士試験の実施機関となるのは国税審議会ですが、常設の機関ではないので、国税庁の代表番号に電話して「税理士試験の件」と伝えると、国税庁長官官房人事課試験係に回されます。大阪会場の運営を直接担当したのは大阪国税局ですので、今回の件の現場の責任者に尋ねるにはこちらに電話してもいいと思います。

問合せ先


国税審議会(国税庁内)
電話(代)03-3581-4161(内線)3634


大阪国税局 人事第二課
06-6941-5331

電話された方は、どのような応対だったか、私までご報告いただければ幸いです。騒ぎが大きくなって抑えられなくなったとき、必ず何かの対応があります。一緒にやっていきましょう。