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その他の国家試験の状況

日本私立薬科大学協会は、第101回薬剤師国家試験の検討結果について報告書をまとめた。受験者全員が正解扱いとなった不適切問題以外に誤りがあると判断された問題が6問あったとし、特に改善を要望する内容が含まれる問題の中には誤りに近いものもあると指摘。これらの問題出題に当たっては、内容や表現を訂正するよう厚生労働省に求めた。

不適切問題とは、問題文や選択肢の表現・内容が不正確である設問のことです。

選択肢に正答がない場合は、全員加点の扱いに、選択肢に正解が二つ以上存在してしまった場合は、それらのいずれかを選んだ者が正解として処置される問題のことです。
60人を超える試験委員が厳重にチェックしているはずなのに、そんなミスが起こるの!?と思われるかもしれませんが、この試験の場合は、かなりの頻度で起こっているんです。

厚生労働省所轄の保育士・介護福祉士・精神保健福祉士試験においても、しばしば不適切問題が公表されます。
別の国家資格である宅建と行政書士の場合もここ最近不適切問題が生じています。
宅建の場合は、平成23年度の問題文の中に、「年度」と「年」を書き間違えて出題したため、正答がない問題として、全員加点の処置となりました。

平成24年度の本試験においても、選択肢による解釈の観点から、複数正解がなされた問題がありました。
平成24年度の行政書士試験においても、正しいもの一つを選ばせるところ、二つの選択肢が正解である問題が発覚して、複数正解ではなくて全員加点の処置となりました。
このように、不適切問題というものは、国家試験においてしばしば発生しています。
試験終了後、受験者からの指摘によって発覚するケースもがあるようで、宅建や行政書士試験は事前に試験実施機関のサイト上で公開していましたが、社会福祉士試験の場合は、これまでは合格発表と同時に不適切問題の有無と処置が公開されます。

過去には、合格発表後に不適切問題が発覚して、追加合格になった回(第15回)もありました。
それも3問もの数が判明したそうです。

成績開示関係