弁護士に相談に行ってきました 1 孤立無援ではできません
私の事情
こんにちは。Markです。
ほぼ見立て通りですが、賛同者は80人まで増えたところでなかなか増えなくなりました。ちなみに81人目は、私の先輩です。早くから応援してくれていた方なのですが、一向に署名までしてくれないので、目の前でスマホでやってもらいました(笑)。関係が悪化するのでくれぐれも強要はしないでください(笑)。
「手伝ってくれる人を募集しています」という私の心の叫びを書いた前回の記事に、残念ながらメールは1通も届きませんでした。これまでに応援してくださるメールや、署名サイトへのコメントはたくさん頂いています。大変ありがたく思っています。しかし今は、動いてもらえる人手が何よりも必要です。税理士試験の不適切性を立証するための問題を指摘する記事を最低限揃えないといけません。2ちゃんねるのコピペだけでは不十分です。これは私だけではできません。
あまり個人的な話を持ち出すべきではないですが、私個人の話をします。税理士試験を優先してフルタイムではありませんが、某税理士法人で働いています。来年の試験に向けて、所得税の勉強を初学で始めました。原因はこのことだけではないですが、遠距離恋愛の相手とは何度も危機を迎えています。家族の病気もあります。正直、心が折れそうです。
もう私の使える時間は目いっぱい使っています。一日中、協力を得るために次にできることを考えて、昼休みにも、移動中にも記事を書いています。来年の試験に差し障るので年内には決着をつけたいと思っていますが、もう、日単位でやることをやらないと間に合いません。再度のお願いです。手伝ってくださる方からのメールをお待ちしています。
弁護士に相談に行ってきました
さて、弁護士に相談に行ってきました。最初は、試験に受からない腹いせに訴訟をしようという頭のおかしな奴が来た、というような、疑いの目も少しはあったようですが(想像です)、話をしていくと段々と、驚きながらも納得してもらえました。その時にこれまでに私がblogで書いてきたプリントアウトを見せて、エヴィデンスをきちんと示したことは役立ったでしょう。
実際に開示請求を始めてしまうと、次々に期限が迫ってくる。満足に主張できないまま終わってしまうので、相当な準備をして、訴訟になっても勝てるくらいの主張・証拠を用意してから臨むべきだと、アドバイスを頂きました。そして、訴訟になるなら、弁護士をつけて最高裁までやるつもりで、とも。ネット炎上を起こしてマスコミに注目されるくらいのこともした方がいいと言われました。
そして、中途半端にやって不開示の決定が確定してしまうと、その先同じことをするのますます難しくなるだろう、とも。全く同感です。この活動が失敗に終わると、税理士試験は今後10年は変わらない結果を招き、後世に迷惑をかけるでしょう。始めるときは、本気で、国を動かす覚悟でやらないといけません。
以前にも紹介した、平成15年の不開示決定に係る情報公開審査会の答申を見せて話をしました。これに対する反論を用意していけば「勝ち目はあるか?」と聞いたのですが、「平成15年の答申は不開示の結論ありきで理由を書いているように見える。審査会は行政寄りの決定を出すが、裁判までいけば裁判官は、国税庁の理由に無理があることを理解してくれるのではないか」と、いうことでした。
大方、私の考えている通りでした。私の頭の中だけにあった考えに、専門家から裏付けが得られたのは大きいです。この方向性で間違っていないという自信を持ちました。行政事件を専門的にやっている弁護士として別の方を紹介してもらったので、次はそこに話を聞きに行こうと思います。この他にもこの案件に興味を持ってくれそうなプロフィールの弁護士に法律相談のアポを入れています。当分出費が続きます。
私のやろうとしていることはかなりニッチな分野ですから、弁護士なら誰でもいいというわけにはいきません。国家試験の開示請求の代理人をやったことのある弁護士というのは皆無でしょう。分野でいうと行政事件ということになるのでしょうが、この分野で名のある弁護士は政治資金の用途などについて、義憤にかられて儲け度外視でやっている人でしょうから、そういう方に興味を持ってもらえるかどうか。行政の行っている無料法律相談などにいる弁護士で対応できないのは言うまでもないでしょう。
具体的な金額の話もでました。実際に訴訟ということになれば、着手金として50万円、ということも。やはり、かかりますね。これは致し方ないでしょう。訴訟で勝っても国からお金が出るわけではないので、全部こっち持ちということです。相続税の申告なら、それくらいもらえることもありますが、何らの財産の取得もない私にとっては辛いところです。
調べることを調べて、少しばかりの手伝ってくれる人がいれば、自分で訴訟までやれなくもないかもしれません。ただ、弁護士に動いてもらって時間をお金で買ったほうがいいかもしれません。割と本気で考えています。税理士試験を何年も続けている人からすれば、数年分の授業料や、稼ぐ代わりに犠牲にしている時間も考えれば、投じている費用は数100万どころの話ではないですからね。
ただ私の目的は、訴訟や開示請求をすることではなく、税理士試験を今よりもまともな試験にしたい、ということです。訴訟も開示請求もそれを達成するための手段に過ぎませんので、なるべく訴訟まで行く手前で解決できるようにしたいと思います。
他にも弁護士との話の中で印象的な言葉がありました。この続きは明日以降、「弁護士が言った、税理士試験の「にわかには信じ難い」こと3つ」と題した記事でお伝えします。
今後の予定
やろうと思っていることは山ほどあって、それがどうすればできるかもわかっていて、道筋はできています。あと時間と人手だけが足りません。お金もあったほうができることが広がります。
書こうと思ってストックしているネタの仮タイトルをあげると、例えば、
- 税理士試験不適切問題集 各年 各科目
- 署名はスマホから30秒!(ほぼ)ゼロリスクです
- 税理士試験不適切問題の温床は国税審議会・試験委員にあり
- ここがヘンだよ!税理士試験
- 合格率2.0%(±0.3ポイント)の怪
- 公認会計士試験、司法試験は開示請求するのが普通です
- 司法試験、医師国家試験は変わりました。税理士試験は遅れています
- 税理士試験の無謬主義。薬剤師、看護師、社会福祉士、行政書士、宅建は試験問題の訂正が発表されます
- 税理士試験は公平ではない?会場・席・試験官の対応による条件の違い
等があります。
まずは「税理士試験不適切問題集」の完成です。
孤立無援ではできません
数字ではないとは思っていますが、賛同者が100人にも満たない状態では、正直、開示請求もできません。たくさんの人の声がある、として示す裏付けとしては弱すぎるからです。私の行動の背後には、数百名の支持があると思って始めました。あまり煽るような真似はしたくないのですが、今月中に何としても(正規の手法で)100人まで集めてください。皆様よろしくお願いします。
税理士試験の受験を申し込む人は、10年前から3分の1減りましたが、まだ44,000人いるのです。(延べ科目数で68,000人(H28年度))*1最終的には、そのうちの10分の1でも、集めたいところです。
無謀に思うかもしれませんが、一度流れを作れば、あとは勝手に増えていきます。マスメディアで紹介してもらえれば早いです。でもまだです。記事が載った時には、調べればいくらでも関連情報が出てくる状態にしておかなければいけません。
まず大原かTACかに動いてもらえれば、絶対にあとはついてきます。誰にどのように話を持っていくかです。懇意にしている先生や、つてのある方は反応を見て頂き、教えて下さい。そして、その前段階としての署名集めです。署名を増やすために、今が一番力を入れなければいけないときです。
税理士試験をテーマに書いているblogには、その全てに、署名サイトへのバナーを貼ってもらうくらいの努力が必要です。ご覧になっているブロガーの皆さま、よろしくお願いします。
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