Markの資格Hack (税理士試験)

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税理士試験免除大学院

税理士試験免除の論文審査にはどれくらいかかる?どんな場合に不認定となる?院免除制度解説

私の元に、メールでご質問を頂いていました。今年の春に大学院を修了したという方で、国税審議会に免除申請のため論文を提出したものの、なかなか通知が来ないということでした。今回はこの質問にお答えする形で、税理士試験の院免除制度の解説も書いていき…

「試験免除大学院は特定支出とならない」という国税庁解釈は税務署内で無視されている

以前の当blogの記事で、「給与所得者の特定支出控除」(所法57の2)を紹介し、国税庁は「税理士試験免除のための大学院は特定支出とならない」と明文で否定した解釈情報を出しており、そしてその解釈はおかしいという私の考えを書きました。どうやら、その国…

平成29年度免除者の内訳 国税OBや修士号取得者の人数が開示請求により判明

近年、税理士試験受験者が減少し、代わって試験の免除者が増加していることはこれまでにお伝えしてきました。しかし、免除者と一口に言っても、国税OBがなるルートや大学院で修士号を取得するルートなど、様々なルートがありその正確な内訳がどうなっている…

廣升健生税理士の対談動画「修了生に聴いてみた大学院免除の話」がおすすめ

税理士の廣升健生先生がYouTubeで公開している動画、「税理士試験対談第2弾「修了生に聴いてみた大学院免除の話」」を拝見し、これは税理士受験生は見るべきと思いましたのでご紹介します。動画では、廣升先生と4名の大学院を修了した方が、税理士試験免除…

判例評釈 最大判S60.3.27(大嶋訴訟、サラリーマン税金訴訟)「租税とは何か」

租税訴訟の中でも最も有名な部類に入る大嶋訴訟(大島と表記するものもあり)。ゼミで判例評釈を書きましたので、blogにも載せておきます。『租税判例百選』でも、一番最初に4ページとって金子宏教授が評釈を書いておられます。元はと言えば昭和39年分の所…

税理士試験免除の大学院を特定支出控除の対象外とする国税庁解釈はおかしい

「給与所得者の特定支出控除」(所法57の2)という制度があります。改正で平成25年分から、弁護士、公認会計士、税理士などの資格取得費も含まれることになりました。この制度について国税庁が質疑応答を公表していますが、そこで示されている「税理士試験一…

『税務弘報』7月号 増田英敏教授 税理士試験の問題点と大学院についての意見

『税務弘報』2018年7月号の増田英敏教授の連載で、税理士試験の問題点と大学院について取り上げられておりますので、ご紹介します。税理士試験の問題の傾向については、私も当blogで批判を展開してきており、このコラムにも強く首肯するものです。こうした有…

判例評釈 最三小判H9.11.11(レーシングカー事件)「一般人の理解から違和感の残る判決」

大学院のゼミの課題として出されて初めて書いた私の判例評釈と、教授の解説を載せておきます。裁判の結論は、納税者からすると「なんでこんな理屈が通るんだ」と言いたくなるもので、多数の評者から批判がされているものですが、これが日本の税務訴訟の現実…

税法の判例評釈の書き方

税法を学ぶ大学院で、最も重要なことの一つと言えるのが、判例について学ぶことです。これが2年間で完成させる税法修士論文の基礎にもなります。先日ゼミで、早速、「判例評釈を書いてくるように」と課題が出されました。教授が、ある判例について雑誌『判…

大学院に入学しました 税法専攻の大学院について

私、Markは、春から大学院に入学しました。税法を専攻し、2年間で修士論文を書きあげて、税理士試験の科目免除を予定しています。入学式とガイダンス、1週目の講義が終わったところでこの記事を書いています。 目次 昨年の試験前から準備していました 目的は…