Markの資格Hack (税理士試験)

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開示請求No.3 意見書「試験委員の人材は枯渇しているのか」

開示請求No.3は、受験者の成績開示について争っている件ですが、先日届いた国税庁の理由説明書に対し私から意見書を提出しました。おそらく、この審査請求、私が勝つことになりそうですが、手を抜かずに全力で書いてきました。この連休も、これを含めた開示請求の事務仕事やら、大学院の課題やらで、どこにも出かけられずじまいでしたよ、やれやれ。

目次

  • 税理士試験開示請求No.3「受験者の成績」これまでの経緯
  • 意見書
    • 1 処分庁の理由説明書について審査請求人の意見
      • 1-1 機械的、断片的知識しか有しない者が高得点を獲得する可能性について
      • 1-2 試験委員の負担が増すとの所論について
      • 1-3 事務局の人員で開示請求に対応できないとしている点について
      • 1-4 同種の国家試験での開示事例について
    • 2 結論
  • 所感
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税法の判例評釈の書き方

税法を学ぶ大学院で、最も重要なことの一つと言えるのが、判例について学ぶことです。これが2年間で完成させる税法修士論文の基礎にもなります。先日ゼミで、早速、「判例評釈を書いてくるように」と課題が出されました。教授が、ある判例について雑誌『判例時報』のコピー数ページを配り、簡単にどんなことを書けばいいのか説明してくださりました。


私は、これまで法学部で専門的に学んだ経験はありません。*1ですが、既にこのblogでも、税理士試験に関する判決や裁決について自分で調べ、要点や解説を書くというようなことをやってきました。恐らく、これは判例評釈の真似事のようなものになっているのではないでしょうか。


しかし、自分の思い込みで勝手なことを書いては、大きく方向性のずれたものになりかねません。今回は判例評釈とは何か、その書き方についてまとめておきます。前半でざっくりと、後半で詳しく資料の当たり方について書きます。
(この記事は、税法について学習中の身である私が書いたものです。後日、加筆修正予定です。)


目次

  • 判例評釈とは
  • 判例評釈の書き方
    • 構成
    • 何を書くか
  • 判例評釈を行う意義
  • 判例の調べ方
    • 参考となる文献
    • 判決原文

*1:とはいえ昔から法学に興味はあり、大学の教養課程や、単位互換制度で法学部の授業を取った経験はあります。

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開示請求No.3 国税庁理由説明書「受験者の成績を開示することは支障を来たす。平成30年度以降はシステムを改修して受験者に通知する予定」

今年の税理士試験では、受験者(不合格者)の得点開示が行われる変更が発表されたことは既に記事にしました。この変更が行われることとなった理由は、どうやら私の行った開示請求が原因であるらしいことを裏付ける資料を公表します。

目次

  • 税理士試験開示請求No.3「受験者の成績」これまでの経緯
  • 国税庁理由説明書
  • 分析
  • コメント
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「当方は情報公開関係で十五年以上の実績があります。他士業と較べても税理士の非公開ぶりは顕著で、突出しております。」

blogにコメントをお寄せ頂きました。

西日本法曹問題研究会 2018-04-22 13:20:11
初のコメントとなります。当方は情報公開関係で十五年以上の実績があります。税理士試験のみならず、審査会における国税庁の税理士法に関わる他の案件についての対応、答申例もご参考にしていただきたいと思います。いろいろな非公開の判断事例が最終的に不相当とされています。審査会の答申に税理士法関係の事例は数多く含まれています。法律隣接職種として、税理士以外にも弁理士、社会保険労務士などいろいろな職種が存在します。他士業と較べても税理士の非公開ぶりは顕著で、突出しております。税理士の懲戒は一般にはブラックボックスでその理由すらも不明確になりがちです。枠組みとして、他士業の試験に関わる実態はどうかというのを論点にしていくべきでしょう。国家試験の解答用紙、点数が全部開示される士業も存在しています。当方においては、弁護士や法律隣接職種に係る倫理、懲戒制度の運用についての調査研究を続けております。審査会の答申は、判断体によってかなり結論が分かれます。審査会の答申同士でも、矛盾が存在します。

審査会答申は結論ありきの不当判断!開示請求No.1「第66回税理士試験採点済み答案」 - Markの資格Hack (税理士試験)

西日本法曹問題研究会 2018-04-22 14:18:36
今年の分から点数開示されるのであれば、過去の非開示決定と矛盾した事になり、過去の行政処分の妥当性により疑問符がつく事を示します。点数開示はそもそも法的にはしなければならない義務であったことからすれば、これまで非公開を重ね、今年から開示するとしたこと自体、法律自体は何も変わっていないであることからすれば、行政としてはその場しのぎの対応をしたともいう余地があります。裁判になった場合には、国側に対して、当然、現在不開示になっている部分について、今年から開示される事になったとの事だが、そうすると過去分について本当に非公開とする根拠があったのかについて、厳しい質問がされる展開が予想できます。それに対し国が適切に回答できるかが問題です。そうすると、裁判に展開した場合に、審査会の決定(非公開相当答申)と違う結果になる見込みは割とあるのではないかと思います。裁判で開示となった場合に、審査会は、次回から審査請求人の意見を当然、より重視する以外に得ないでしょう(裁判で開示される事が相次いだ場合、審査会の存在意義がなくなります。)。審査会を経て裁判に移行する件数自体、総務省の判例集に出ているのが四百件ほどですから、それぐらいしかありません。つまり審査会の件が裁判で取り消された場合、審査会としてのインパクトは大きいので、他の件への事実上の波及効果はとてもあると考えます。それを突破口にして切り開いていく作戦がコスパは最大だと思いますね。


今年の税理士試験は得点を開示すると発表 - Markの資格Hack (税理士試験)


西日本法曹問題研究会 様
参考になるコメントをお寄せ頂き、ありがとうございます。
他士業と較べても税理士の非公開ぶりは顕著で、税理士の懲戒理由も不明確とのこと、折を見て調べてみたいと思います。調査研究なさったレポート等をどこかで発表されていましたら、拝見したく思います。
今年から点数開示されることとなった件についても、審査請求書で、司法試験や会計士試験が開示を行っている旨、触れたのが効いたかもしれません。訴訟への発展も検討して参りたいと思います。ありがとうございました。

大学院に入学しました 税法専攻の大学院について

私、Markは、春から大学院に入学しました。税法を専攻し、2年間で修士論文を書きあげて、税理士試験の科目免除を予定しています。入学式とガイダンス、1週目の講義が終わったところでこの記事を書いています。

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目次

  • 昨年の試験前から準備していました
  • 目的は税理士試験の科目免除を受けることに留まりません
  • 今のタイミングで大学院に入ったことはベストだと思っています
  • 大学院も大変そうです
  • 税理士試験と大学院の勉強は全く別物
  • 税理士試験の勉強は無駄が多い
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