税理士試験の受験料値上げが決定 ―平成30年度税制改正大綱
税理士試験の受験者にとって本日は合格発表日ですが、もう一つのビッグニュース。受験料が値上げされることが決定しました。情報源は、平成30年度税制改正大綱です。
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- 平成30年度税制改正大綱
- 1科目500円の値上げ
- 値上げ分は赤字の埋め合わせに?
25時間×8週間の勉強で会計士試験短答式を受験した結果
10日の日曜日は公認会計士試験を受験してきました。会計士の勉強をしていたことはblogでは今初めて書きますが、twitterでは少し前に書いていましたので、なぜ会計士試験だったのか、まとめておきます。
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- 公認会計士試験を受ける理由
- 受験した結果
- 会社法について
- 金商法について
- 会計士試験を受けて感じたこと(税理士試験と比較して)
行政書士試験・会計士試験で答案紛失が発覚 税理士試験は大丈夫なのか?
行政書士試験を実施する (一財)行政書士試験研究センターは、11日、受験者の解答済み答案用紙を紛失したと発表しました。
昨年の会計士試験に続いて行政書士試験で答案紛失。運営が杜撰な税理士試験で起きていない保証はどこにもない。 https://t.co/NGNqR0j4cx
— まあく (@mark_temper) 2017年12月11日
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- 行政書士試験で答案紛失を発表 再試験を実施
- 公認会計士試験でもあった答案紛失 該当者は合格認定
- 果たして税理士試験は大丈夫なのか?
- ミスを防止しようとしない税理士試験の姿勢に問題がある
審査請求4件目「第67回税理士試験・採点前答案用紙」の審査請求を行いました
税理士試験に関する4件目の審査請求を行いました。今回は第67回税理士試験で私が受験した、国税徴収法と相続税法の採点前答案用紙の開示請求に対するものです。
「採点前答案用紙」については、去年の第66回についても開示請求を行いましたが、下記の記事で報告したように「保有していない」という結果が出ていました。
「「採点前解答用紙」は「保有していない」」という国税庁の返答に対するこちらの対応としては、一つには、簡単です。「保有していない」というならば、確実に「保有している」時期に行えばいい。
というわけで、「今年(平成29年)の本試験を受けたその日に新たな開示請求をします。」そうすれば、「採点前解答用紙」が確実に存在しますので今度は「保有していない」という理由は使えないでしょう。
宣言通り、今年の税理士試験直後の8月14日に開示請求を行い、出てきたのはまたしても、真っ黒な「のり弁」開示でした。
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- 決定通知書(部分開示)
- 不開示とした理由
- 開示された答案
- 審査請求書
- 請求の理由
- 雑感
審査会答申から2ヶ月を経てようやく国税庁が税理士試験成績の全部不開示の方針を撤回
「税理士試験の成績の記録されたファイルを不開示とした原処分は違法」という審査会答申が出たのが9月19日でしたが、あれから2ヶ月を経てようやく、国税庁が全部不開示の方針を撤回した裁決書を送ってきました。
国税庁から配達証明で届きました。税理士試験の成績開示請求について全部不開示の決定を取り消すという通知。後日blogで詳報。 pic.twitter.com/hJwQzqYEjw
— まあく (@mark_temper) 2017年11月23日
情報公開審査会で「原処分は違法」という答申が出てから2ヶ月。わかりきった決定を出すのに随分と時間がかかります。国税庁は違法という勧告にまさかこのまま無視を決め込むつもりかとすら思いました。
— まあく (@mark_temper) 2017年11月23日
https://t.co/XSdKHHCYgA
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- 平成29年 官人6-51 裁決書「平成29年官人6-20の原処分を取り消す。」
- 平成29年 官人6-53 保有個人情報の開示をする旨の決定について(通知)
- 不開示理由が元の決定と変わっている
- 国税庁は、開示をしないための理由を「創って」いる
- 他の試験では普通に開示されているのに